『愚人は過去を、賢人は現在を、狂人は未来を語る。』ナポレオン

travelation2006-09-18

笑いの天才の誕生日。

ケミカルやアンダーワールドやファットボーイが死に体の今、頼れる最強ダンスアクトが４年ぶりのニューアルバム発売。ピンポイントで心地よいダンスミュージックが聴けます。

この映画の主演柳楽優弥君が、最近メディアに露出しているのに感化され、「俺も沢尻エリカとキスしたいわ〜」と思いながら棚から『誰も知らない』DVDを引っ張り出し、５度目のガン観をする予定。

『誰も知らない』を何故何回も観るのかと自問自答したところ、この作品には深い福音があり、そこにいつも感動するからだと。

この映画のメッセージは、グローバル化がもたらした流動的で物質的な社会をどう生きるのか、であると思う。流動的な社会だからこそ生まれた事件をモチーフにし、物質的な社会だからこそ生きられた子供達の生活を描いている故である。でもこのメッセージの答えは、僕には分からない。

ただ、そのような社会が様々な問題を抱えているのは確かであるし、そこにいつもタダ乗りしてる僕らに批判する余地がほとんど無い事も確かである。

それでも、『誰も知らない』の子供達のように、流動的だからこそ小さな「繋がり」を維持し、物質的だからこそ「モノの大切さ」を噛み締めて活きる姿に、単純だけどいつも感動する。子供達には一抹の希望が溢れているんだな。

今日の１曲　　イージュー★ライダー／Tamio Okuda