2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『JUBILEE/くるり』

ジュビリー 歓びとは 誰かが去るかなしみを 胸に抱きながらあふれた 一粒の雫なんだろう なんで僕は 戻らないんだろう 雨の日も 風の日も なんで僕は 戻らないんだろう

『ワルツを踊れ Tanz Walzer/くるり』(2007)

くるりは下手をすれば自家中毒を起こしそうな音楽的語嚢の百花繚乱っぷりを、普遍的なポップ・ミュージックにもマイナー・ポップにも落とし込める技量を持った稀有なバンドなんだと改めて思った。 今までの作品もそうだったが本作では特に同時代的な共通項や…

『京都音楽博覧会in梅小路公園』

http://www.quruli.net/cgi-bin/diary.cgi 京都出身くるり主催の京都でのイベント。岸田の日記を読む限り、既存のフェスにはない新しい音楽の楽しみ方がありそう。合わせてその他の岸田日記にも注目。やはり慧眼。そしてあらゆる雑誌がくるり特集をしている…

『PLANETS Vol.3/第2次惑星開発委員会』

http://www.geocities.jp/wakusei2nd/p3.html あのAmazonにも売っていない濃過ぎる総合サブカルチャー雑誌『PLANETS Vol.3』。掲載した画像で分かるように電車の中では読み辛い、枕元には置き辛い表紙ですが、内容はCutとかEYE SCREAMとかでは決して語られな…

『インターネット放送局「VJ道場」』

http://www.vjdojo.net/index.html ビデオジャーナリスト(VJ)であり立命館大学教授である神保哲生氏が主宰するVJ育成道場。神保先生のゼミ生が制作した「京都」についてのニュースがアップされてます。勉強になります。一応、僕の知り合いがいますので・・…

『河瀬監督、故郷で『奈良国際映画祭』構想を発表』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000002-oric-ent 「奈良にしか出来ないこと」、もっと言えば「河瀬直美監督にしか出来ないこと」。それを実践していくことが「文化」になるのでしょう。ちなみに奈良は僕にとって諸事情により感慨深い土地であ…

『28週後』

http://youtube.com/watch?v=Y0oSdqQuzdU&mode=related&search= ダニー・ボイル監督の『28日後』続編。前作のように「ゾンビ&メタ思考」はあるのでしょうか。ただ、ダニー・ボイル自身は絡んでなさそう・・・。

COIEDA/高木正勝(2004)

http://www.youtube.com/watch?v=DEQV_YmhZcE&mode=related&search= コーネリアスグループのツアーに参加していたのでサマソニも?!京都在住の音楽家&映像作家。このCD&DVDはオルタナティブ・アートであります。森羅万象の境界線はかくも見事に溶け合って…

「世界の終わりの終わり/佐藤友哉(2004)

良く聞け、締まりのない顔と締まりのない股ぐらを持ち、だらしなく街をうろつき回るお前よ、俺は犬だ、ワンちゃんだ、俺は腐るほどの金と有り余る物質に囲まれてママのバイオリンを聴きながら育ってもいないし、気心の知れた仲間たちに囲まれて可愛い彼女と…

「おたく」の精神史~1980年代論~/大塚英志(2004)

http://www.bk1.co.jp/product/2406455 僕の80年代はそこら中を走り回っていた記憶しかないが、やはり高度経済成長期を経て、「集団としての価値(皆で日本を大きくするぞ)」より「個人としての価値(「私」を充実させるぞ)」に価値観の重きが移行した時…

第20回三島由紀夫賞『1000の小説とバックベアード/佐藤友哉』

http://www.shinchosha.co.jp/mishimasho/ 舞城王太郎、西尾維新も含め「終わりなき日常」の90年代を消費してきた読者が求める「記号」を意識的にサンプリングすることで、同時代的な「物語性」と「批評性」を手に入れた彼らは「00世代」と呼ばれている。 そ…

トラカレ

http://torakare.com/ 人文系のニュースが溢れ出しています。毎日要チェック。

scene of the sunrise/Miaou(2006)

http://www.myspace.com/miaoumusic 生楽器とエレクトロニクスの絶妙な融合。耳が良くなる音楽。 江ノ島でオールナイトイベントあり。初夏の波打ち際でチルアウト。

『神の子どもたちはみな踊る/村上春樹(1999)』

僕らの心は石ではないのです。 石はいつか崩れ落ちるかもしれない。 姿かたちを失うかもしれない。 でも心は崩れません。僕らはそのかたちなきものを、 善きものであれ、悪しきものであれ、 どこまでもつたえあうことができるのです。 神の子どもたちはみな…

『カンブリア宮殿―ニュースが伝えない、ニッポン経済―/村上龍×経済人(2007)』

http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=16592 村上龍がインタビュアーを務めるトーク番組を書籍化。インタビュイーは経済界で成功を収めた人々。 仕事上の重要点として、どのインタビュイーも挙げていたのが、「コミュニケーション力」…

『The Rapture以降のミュージックシーン』

タワレコでも「デジタワー」と銘打ってキャンペーンをする程、今のミュージックシーンではダンス&ロックが活発&ユニーク。 肝心なのは快楽性とメッセージ性。つまんない社会だから踊ろうというスタンスはモハメドアリ(洒落)。以下、注目曲10撰。 A「Ho…

『uniqlock』

http://www.uniqlo.jp/uniqlock/ 売上下がってますが最近のユニクロの動きは活発&ユニーク。このPRもそう。「YouTube×ユーザー参加型」は定番化。 WEBの横スクロールはユーザビリティの関係で禁じ手。しかし少ない情報量ゆえの逆手にしたこの使い方は上手!

『LIFE STORY/THA BLUE HERB(2007)』

http://www.youtube.com/watch?v=NtxoRjU0DvE フジロックの伝説がレッチリやレイジでもなくブルーハーブということが上記URLから分かると思う。 さらに言えば日本人の日本人による日本人の為のヒップホップ、つまり「言葉」の音楽がどういうものか分かると思…

『SUMMER SONIC 07』

http://www.summersonic.com/index.html 史上最強のラインナップになってきました。VITALIC登場によりダンスアクトも充実。 コーネリアスやレイハラカミのエレクトロニカ系も期待大。しかし一番観たいのはレミオロメンの「粉雪」DEATH。

『Microsoft Surface』

http://www.microsoft.com/surface/ Googleの天才的な発想から生まれたコンテンツよりもMicrosoftのこのハードのほうが面白いかも。 ほんの少し先の未来の世界です。吃驚テクノロジーです。PRサイトも人肌×テクノロジーを上手く魅せてます。

『MOTIVATION/THA BLUE HERB(2007)』

一匹のMC 昨日より若く 昨日より今日 今日よりは明日 生まれ変わる 次なるハードルは高く 追う者は追われるものに勝る

『寺山修二少女詩集/寺山修司(1981)』

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4041315271.html 元旦に寺山修司の初長編映画である『書を捨てよ、町へ出よう』を鑑賞した。現在では決して生まれない濃密さがあった。 この詩集もやはり濃密。ベタな表現かなと思いきや、徹底的に「アイロニカル」で「…

『DoCoMo 2.0』

http://docomo2.jp/top.html#start 最近、広告媒体で否が応でも目につくのがドコモさんの新しい企画。やっぱりそうくるしかなかったかと「TSUBAKI戦略」。「機能」より「イメージ」。「デザイン」より「共感」。CMもサイトもPOPも見れば、一目瞭然。 あれだ…

『一ばんみじかい抒情詩/寺山修司(1981)』

なみだは にんげんのつくることのできる 一ばん小さな 海です