『のだめカンタービレ』

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コッミク最新刊まで読破。楽しく読ませて頂きました。何を隠そう月9ドラマ版にはまってしまったのが動機で・・・。
コミック的な、あまりにコミック的なストーリーとキャラ。だからドラマ化も可能だったのでしょう。まんま使えるので。
舞台がパリへ移行する辺りが白眉。感涙。爆笑。恋愛もモラトリアムも、己の五感で感じ紡ぎ出し実にする姿勢。
まさにカンタービレ。誰も携帯のテンプレートに入っているような、ペチャクチャ同じような言葉を喋る姿勢を持っていない。
ワレがワレがの大合唱。それでも他人の旋律を敏感に察する。まさにオーケストラ。個性が混じり合っていい音奏でてます。
ポイントは「テンプレート」より「オリジナル」でしょうか。「疑心暗鬼」より「試行錯誤」でしょうか。
青年も青女も大いに悩み大いに育つ単純だけど力強い生き方。そんな「カンタービレ思想」を学ぶ。 
おお、これで女流漫画3本柱を制覇したぞ。しかも実写版も。「ハチクロ」に「ナナ」、そして「ノダメ」。
共通点は実写がどれも良いということ。ここで別路線から「働きマン」も実写に!!あっ、「さくらん」あるか。
女の子とのコミュニケーションネタの守備範囲。新庄並に拡げていく所存でございます。