comic

私的漫画2007

【1】魔女/五十嵐大介 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/409188461X/ これを読めば自己承認ツールとして機能してしまう「ココロの病」の軽薄さを笑える。世界の調べの前では、社会的な幸も不幸も小局に過ぎない。小局にこだわる理由はない。 【2…

働きマン

http://www.ntv.co.jp/hatarakiman/ ドラマ化されたこともあり「働きマン」が話題になっています。テーマは「働くことって何?」という昔から続くテーマ。 さて、資本主義は「消費での自己実現」と「仕事での自己実現」を人に欲望させます(今はニートといっ…

ES(Eternal Sabbath) /惣領冬美

http://ja.wikipedia.org/wiki/ES_-Eternal_Sabbath- 『寄生虫』と『デスノート』の狭間にある漫画。「人間の本性」ってやっぱり怖いものでもあり優しいものでもあるのかな。

『ホーリーランド/森恒二(2000~)』

http://www.younganimal.com/holyland/ 「碇シンジ」から「夜神月」へ。もしかしたら90年代後半から00年代の若者思想の流れは、そう言えるかもしれない。なぜなら「碇シンジ=世界に閉じこもる」から「夜神月=世界を造り変える」という若者のアティチュード…

『3月のライオン/羽海野チカ』

http://www.younganimal.com/ モラトリアム群像絵巻「ハチクロ」の作者の新作始動。森田くんみたいな主人公がいましたが、どんな作品なるのでしょうか?期待は膨らむ!だって連載誌は男性誌でもハードコアに属するヤングアニマルですもん。ベルセルク、ホー…

『ソラニン』

http://www.youngsunday.com/rensai/comics/soranin.html 少し感傷的に。なんやかんやで皆に勧める漫画。著者の浅野は、1980年生まれ。世代的には僕と一緒。 彼の特筆すべき良さは、敏感で率直な心象場面でのセリフ。少しばかり引用してみると、 『あた…

『しりあがり寿』

http://www.saruhage.com/ ■奇才漫画家が久方ぶりにブログ更新。さらにしりあがり寿セレクトのCDも発売。

『私的COMIC 2006』

私の2006年を勝手に振り返る企画。1行感想。次に漫画。漫画読み過ぎ警報が発令されました。 1位「虹ヶ原ホログラフ/浅野いにお」 http://www.ohtabooks.com/view/bookinfo.cgi?isbn=4778320204 ■自意識過剰にならなくても既に世界は終わっているのだ…

『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね/岡崎京子』

http://www1.e-hon.ne.jp/content/photo_4582832121_01.html■僕の盟友にこの本とその他諸々をプレゼントとして送る。さて、向こうは何を送ってくれたのか楽しみである。■岡崎京子。エロ雑誌から出発し80代年後半〜90代前半というドラスティックな時代を…

『ブルータス・大友克洋特集』

http://www.brutusonline.com/brutus/issue/ マガジンハウス(アンアン等)の企画戦略はいかにも資本主義的な胡散臭さがプンプンするので好きではない。 そのマガジンハウス出身のブルータスを一応毎号チェックするが、いつも「あ〜そ〜ですか」で終わる。 …

『のだめカンタービレ』

http://nodame.yahoo.co.jp/ コッミク最新刊まで読破。楽しく読ませて頂きました。何を隠そう月9ドラマ版にはまってしまったのが動機で・・・。 コミック的な、あまりにコミック的なストーリーとキャラ。だからドラマ化も可能だったのでしょう。まんま使え…