働きマン

http://www.ntv.co.jp/hatarakiman/
ドラマ化されたこともあり「働きマン」が話題になっています。テーマは「働くことって何?」という昔から続くテーマ。
さて、資本主義は「消費での自己実現」と「仕事での自己実現」を人に欲望させます(今はニートといった「働かない人」もいるわけで、より多様化した応答が必要)。
もちろんエンターテイメントなんで大袈裟な部分も多々ありますが、登場人物の心象風景にはリアリティがあると思います。
今は、「仕事での自己実現」が「働きマン」的お祭り状態と「=」になっている。そう、「躁鬱状態の繰り返し」っていうやつです。
純化すると、仕事で凹む→大切な何かを失っているかもetc・・・。私がやらないと誰がやるetc・・・→仕事で凸る。
で、そうやって働き続けることで、この繰り返しのサイクルや幅が広がっていき、立ち止まる時間もなくなって、より一層、無限のループ&ループになるんですな。
その「躁鬱状態の繰り返し」から抜け出すべきか?そうでないのか?それとも中庸の戦略でいくのか?もしくは国の力を頼るのか?
その辺りの「働くことって何?」を「働きマンモード」で考えさせるフック。それが「働きマン」の大きな魅力かもしれません。