『インターネットの光と闇』

http://www.shinshokan.co.jp/shopcart/html/mag/shinshokan_dai56.html
最近、WEB関係の知識がバリバリ必要でそっち関係の本を読み漁る。表層的なものから深層的なものまで。というわけで、
1年前に買った『「ネット社会のコミュニケーション」at「sns」バブル前』についての論文集を読み返す。
ネガティブに捉えられるキーワードが続出。しかも1年前より鮮明にイメージ出来てしまう。
「ネタなのにベタ」、「テンプレート化」、「私の欲望を欲望しろ」、「切り替え指向、つながり指向」、
「引きこもりツール」、「毛づくろい的コミュニケーション」etc。で、日本の「ネット社会のコミュニケーション」の本質を考える。
掘り下げると、現在まことしなやかに「WEB2.0」が語られ始めて、双方向性のコミュニケーション(n対n)が主流になってきている。
その流れにおいて、「機械」の場合、高度に利便化されていってるが、「人」の場合、所謂「WEB上の井戸端会議」の域を脱し得ない。
だからこそ現在の日本の「ネット社会のコミュニケーション」を、上記のキーワードも絡めて極端(過ぎる)にレジュメすると、
マジョリティ「疑心暗鬼で不安ベース=停滞、ベタに依存」、マイノリティ「試行錯誤で挑戦ベース=上昇、ネタで解離」
マジョリティは「不安」ゆえにお祭り的なコミュニケーション→しかしバックラッシュで「snsmixi)疲れ」現象。
マイノリティは「挑戦」ゆえに持続的なコミュニケーション→しかし場の空気を読めなくて「スルー」現象。
以上のようにまとまりますが、あくまで今は推論なので、確証するべくこれからも分析していこうかと。
この時期の卒論ブームに便乗。日頃使用していない脳が炎上。