「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展〜アリス、あるいは快楽原則〜」

http://www.lapnet.jp/eventinfo/img/cm/lm/070825_svankmajer/content.html
チェコシュルレアリストであるシュヴァンクマイエル夫妻が創り出す濃密な世界観は、目眩がするほどの体験。
シュルレアリスム(超現実主義)を僕なりに噛み砕いてみると、「見えないものを観る」ということだと思う。
「触覚主義」を用いたアートが魅せる「不安」と「安心」。
錬金術」が創るアートが魅せる「創造」と「破壊」。
「快楽原則」で浮かび上がるアートが魅せた「妄想」と「実践」。
「操り人形」を使ったアートが魅せる「入替え可能と不可能」。
etc。。。。。
『「現実」には存在しない魅せ方で「現実」を明らかにする』アートはかくも自分の足下を揺るがすものなのかと考えてします。