東京国際映画祭ー山村浩二特集ー

travelation2007-10-22

開幕日ということで六本木ヒルズへ足を運ぶ。「浅間山荘」の主演を務めるARATAとすれ違ってビビる。THIS IS 自慢。
山村浩二というアニメーション作家の作品を5本観賞。ユーモアとメッセージに溢れた、至福のエンターテイメントだった。
山村さんの最新作はカフカの「田舎医者」を題材にした作品。とある映画祭で、アニメショーン界の巨匠ユーリ・ノルシュテインから「次はカフカで作品を作ってみれば」と言われてのがきっかけらしい。
その後のドイツ文学者・池内紀とのティーチインも勉強になった。池内さんはカフカ研究者なので、カフカの「あれこれ」を語られていた。曰く、「カフカ作品は映像化しやすいエンターテイメント作品」とのこと。
「田舎医者」などの内容についてはネタバレになるので割愛。ただ、エンターテイメントの本質が分かる作品なので、劇場公開された日は是非。